Ballade ~ 緑の詩

淡路島の野菜と花に囲まれて~

ビナンカズラ

朝夕は、幾分凌ぎやすくなってきたものの日中の暑さはなかなか収まりません。

半日陰の山の植物コーナーでは、タイワンホトトギスが秋の気配を感じさせてくれています。        

          

その隣で、今年も沢山のツボミを蓄えているのが、ビナンカズラ。

油断すると、すぐに三角の木製オベリスクを無視してツルをあらゆる所に巻きつけます。

          

大抵は、葉っぱに囲まれた見えづらい所に花をつけるのですが、今年は外側にも結構ツボミが見えています。

          

「明日ぐらいに咲きそうだな~」と思っていてもついついその瞬間を見損なって

気が付けば↓のように、花びらが散って坊主頭。

        

1日花なので、毎日の観察が大切です。

     

よく見ると、赤っぽい花と白いのがあります。

これは、中の雄しべ、雌しべに違いがあるのですが、今年はそこまで顔を見せてくれません。また、その様子が撮れたら投稿します。

        

山では、普通に自生している地味な植物ですが、晩夏から晩秋まで楽しませてくれる「影の役者」です。